ヌエバスクールの校門=ポピンズ提供
ヌエバスクールの校門=ポピンズ提供

社会・カルチャー世界の乳幼児教育、行ってみたらこうだった!

IQ126以上の子が集う米保育園は「答え」を教えない

轟麻衣子 / 株式会社ポピンズ取締役

スタンフォード大学編(2)

 米スタンフォード大学内とその近隣の保育園では、子供の主体性を育む保育・教育が実践されているのが特徴です。前回ご案内した大手IT企業の企業内保育所では、保護者の積極的な保育への参加を促しながら、子供たちには「できることは自分で行わせる」という方針でした。

IQ126以上の子供が集う特別な学校

 今回ご紹介する「ヌエバスクール」も保育・教育方針は似ています。ただ、この学校はある意味、とても特別です。日本の幼稚園から中学校までに相当する4〜14歳を対象としているのですが、入学の必須条件の一つに「IQ(知能指数)126以上」という条件があるのです。

 米国では、幼いのころからIQテストを行うのが一般的で、行政なども高い指数の子供に積極的な教育支援を…

この記事は有料記事です。

残り2398文字(全文2733文字)

今なら最大2カ月100円! キャンペーン実施中! 詳しくはこちら

轟麻衣子

轟麻衣子

株式会社ポピンズ取締役

東京都生まれ。12歳で英国の名門寄宿舎学校に入学。1998年、ロンドン大学を卒業後、メリルリンチ(ロンドン)に入社。シャネル(パリ本社、日本支社)などを経て、INSEAD(フランスを拠点とするビジネススクール・経営大学院)でMBAを取得。その後、デビアス(ロンドン)で勤務後、2010年、ポピンズ顧問、12年から現職。2児の母親。

イチ押しコラム

職場のトラブルどう防ぐ?
 

「自分勝手に勤務?」ママパートに困惑する歯科経営者

 A夫さん(42)は、自分のクリニックを経営する歯科医師です。パートの歯科衛生士で3児の母であるB子さん(33)の“自分勝手な勤務…

ニッポン金融ウラの裏
 

地域銀行が「収益力強化」のために今年やるべきこと

 今年の金融分野の課題は何か――。前回は証券市場の問題を考えたが、今回は間接金融、つまり銀行業界に目を向けてみたい。最大級のテーマ…

知ってトクするモバイルライフ
ディスプレーを折りたためる「フレックスパイ」

5Gに向け新作スマホ「二つ折り画面」は普及するか

 米ラスベガスで1月8~11日、世界最大の家電・IT見本市「CES」が開かれた。 パソコン、テレビから人工知能(AI)を採用した白…

藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
アフリカの服やクラフトを売る店が150店も並ぶ「ウォーターシェッド」でエスワティニ(旧スワジランド)の手作り品を売っていた黒人と白人のコンビ(写真は筆者撮影)

ケープタウンを探索 カラフルな街並み“意外に安全”

 ◇南アフリカ編(2) シンガポールとヨハネスブルクで乗り換え、羽田から24時間少々かけてたどりついた、南アフリカ共和国のケープタ…

メディア万華鏡
西武・そごうのサイトに公開された広告動画

西武そごう広告とSPA!「残念なメディア」の共通項

 昨年の新語・流行語のトップ10に、性暴力を告発する「#MeToo」が入って喜んでいたら、新年早々、メディアと女性をめぐるがっかり…