マネー・金融30歳ではじめる資産形成

景気の仕組みを知ることが「負けない投資」の第一歩

横山邦男 / 前三井住友アセットマネジメント社長

景気とマーケット(1)

 投資をするうえで欠かせないのが、リスクとリターンを正しく認識し、損をする可能性を抑えるための原理原則をしっかり守ることです。長い人生において、少しでも多くの資産を着実に築くためには、大きなリスクを負わず、適正なリターンを享受するにはどうすればよいのかを考える必要があります。

 本シリーズ「景気とマーケット」では、負けない投資をするための第一歩として、株式市場や債券市場などのマーケットがどのように動くかの基本的な仕組みについて解説していきます。

 まず、景気について考えてみましょう。景気がいい、あるいは悪いといった話題は、日常会話の中でも出てく…

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横山邦男

横山邦男

前三井住友アセットマネジメント社長

東京大学卒、1981年に住友銀行(現三井住友銀行)入行。日本郵政専務執行役、三井住友銀行常務執行役員を歴任し、2014年4月から三井住友アセットマネジメント社長、16年6月から日本郵便社長。住友銀行とさくら銀行の合併によるメガバンク誕生の際に腕を振るった金融界のビッグネーム。著書に「今こそはじめる資産形成」(幻冬舎メディアコンサルティング)がある。