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370Mbps「LTEアドバンスト」で通信速度競争過熱?

石野純也 / ケータイジャーナリスト

 スマホの通信速度は、年を追うごとに上がっている。とくに高速通信規格「LTE」が導入されてから、各社が速さを競うようになった。2016年から、総務省の主導で、理論上の最高値ではなく、実測値を広告、宣伝に使うことも始まっている。

 そのスマホの通信速度が、この夏、さらに大きく上がろうとしている。NTTドコモは、LTEより受信時の速度を出しやすい「TDーLTE」と呼ばれる方式を使って、受信時最大370メガビット秒(Mbps)の「LTEアドバンスト」を6月に開始する。同時に既存のLTEの方式を拡大して375メガビット秒のエリアを作る予定だ。

 auも、6月からドコモと同じ方式でのサービスを提供し、技術的には受信時最大370メガビット秒を出す…

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石野純也

石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。