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お得に見えて損なことも 携帯新料金32カ月目の真実

石野純也 / ケータイジャーナリスト

 携帯電話の「2年縛り」に、新たな選択肢が登場した。発端は、総務省が昨年7月にまとめた報告書。ここでは、最初の「2年縛り」の契約期間が過ぎたあと、自動更新しないプランを作ることが求められた。

基本使用料が毎月300円高い

 この要請を受け、口火を切ったのがソフトバンクだ。同社は基本使用料が月額300円高い新料金プランを発表した。通話代が完全定額になる「通話し放題プラン」だと基本使用料が月3000円、5分までの通話が無料になる「通話し放題ライトプラン」だと2000円。契約開始から2年間は縛りがある一方で、それ以降はいつ解約しても、違約金(契約解除料)は発生しない。

 auも追随した。内容はソフトバンクに近く、基本使用料が各プランから月額300円高くなる。スマホ向け…

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石野純也

石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。