スキル・キャリア部下を伸ばす上司 ダメにする上司

「判断の理由」を部下に説明させるのが上司の仕事

細川義洋 / ITコンサルタント

 4月といえば、新入社員が会社生活を始める時期。ヒヨコが、生まれて初めて見た動くものを自分の親だと認識するように、新入社員も初めての上司とその言葉は、長く強く記憶に残るものです。

初めての上司からの教え

 筆者には、新人時代の上司から言われて、今でも人前で話をするときの一つの指針となっている教えがあります。それは、「間違った考えでも論理的な理由があれば、それで良い」です。この教えが役立った例を紹介しましょう。

 筆者が駆け出しのITコンサルタントだったころ、ある顧客から「開発業者にITシステム開発を発注したが…

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細川義洋

細川義洋

ITコンサルタント

1964年、神奈川県生まれ、立教大学経済学部経済学科卒。NECソフト(現NECソリューションイノベータ)、日本IBMでシステム開発やコンサルティングを行う。著書に「なぜ、システム開発は必ずモメるのか?」「IT専門調停委員が教える モメないプロジェクト管理77の鉄則」(日本実業出版社)などがある。