初めてのカメラ目線=2015年9月、関口純撮影
初めてのカメラ目線=2015年9月、関口純撮影

くらし育児サバイバル

女性活躍推進法は「非正規女性」を救うのか

藤田結子 / 明治大商学部教授

女性活躍推進法(2)

 4月に女性活躍推進法が施行され、労働者301人以上の大企業は行動計画の公表を義務付けられました。その計画の多くは、正社員女性の管理職率上昇に重点が置かれています。

 <全日空>2020年度末に女性役員2人以上登用▽女性管理職比率を15%に▽総合職事務・客室乗務職掌における女性管理職比率を30%に

 <三井住友銀行>女性管理職比率を20年度末までに20%まで引き上げる

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藤田結子

藤田結子

明治大商学部教授

東京都生まれ。慶応義塾大を卒業後、大学院留学のためアメリカとイギリスに約10年間滞在。06年に英ロンドン大学で博士号を取得。11年から明治大学商学部准教授、16年10月から現職。専門は社会学。参与観察やインタビューを行う「エスノグラフィー」という手法で、日本や海外の文化、メディア、若者、消費、ジェンダー分野のフィールド調査をしている。4歳の男の子を子育て中。