国交省に報告書を提出し、記者会見する三菱自動車の相川哲郎社長(右)=2016年4月26日、徳野仁子撮影
国交省に報告書を提出し、記者会見する三菱自動車の相川哲郎社長(右)=2016年4月26日、徳野仁子撮影

政治・経済自動車不正リポート

91年から違法計測「不正のデパート」三菱自動車

編集部

 三菱自動車の燃費データ不正問題が拡大している。4月26日、不正発覚から2度目の記者会見を行った相川哲郎社長は、1991年以降に販売したほとんどの国内車種について、国内法規で定められた方式と異なる試験方法で、燃費データ算出のもとになる「走行抵抗値」を計測していたことを明らかにした。

 4月20日に行われた最初の記者会見では、2013年6月から生産している「eKワゴン」「eKスペース」と、日産に供給している「デイズ」「デイズルークス」の軽自動車4車種で、燃費を良く見せるために、「走行抵抗値」を意図的に改ざんしていた不正が明らかにされた。その「走行抵抗値」を計測する試験方法自体、違法だったというのだ。

 記者会見では、違法な試験方法が長年行われていた原因について質問が集中した。相川社長は、「誤っている…

この記事は有料記事です。

残り1309文字(全文1660文字)

編集部

編集部

長く経済分野を取材してきた今沢真・毎日新聞論説委員を編集長にベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
twitter 毎日新聞経済プレミア編集部@mainichibiz
facebook 毎日新聞経済プレミア編集部https://www.facebook.com/mainichibiz