ギリシャ国民投票で優勢の速報を受け、歓喜する「緊縮策受け入れ反対派」=2015年7月5日、宮川裕章撮影
ギリシャ国民投票で優勢の速報を受け、歓喜する「緊縮策受け入れ反対派」=2015年7月5日、宮川裕章撮影

くらし20年後の暮らしとお金

国債が暴落すれば日本もギリシャのようになる?

塚崎公義 / 久留米大学商学部教授

金融商品の基礎知識(5)

 「国債の価格は暴落する」と主張する人が少なくありません。可能性としては、将来インフレになる場合と、今の国債の価格がバブルである場合と、日本政府が破産するといううわさが流れる場合が考えられます。今回は、国債暴落について考えてみましょう。

 長期金利の基本は、「将来の短期金利の予想の平均」ですから、投資家が「将来はインフレになり、日銀が短期金利を上げるだろう」と思えば、今の長期金利が低すぎると考えるようになるでしょう。

 投資家が「今の長期金利は低すぎるから、もっと長期金利が高くないと長期国債は買いたくない」と考えるよ…

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塚崎公義

塚崎公義

久留米大学商学部教授

1981年、東京大学法学部卒、日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。主に経済調査関係の仕事に従事した後、2005年に銀行を退職して久留米大学へ。「退職金貧乏 定年後の『お金』の話」「老後破産しないためのお金の教科書」「増補改訂 よくわかる日本経済入門」「世界でいちばんやさしくて役立つ経済の教科書」「なんだ、そうなのか! 経済入門」など著書多数。

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