くらし高齢化時代の相続税対策

結婚を考え始めた15年事実婚カップルの相続問題

広田龍介 / 税理士

 東京都内に住むAさん(73)は20年前に奥さんを亡くし、1人暮らしをしていたが、15年前にB子さん(68)と知り合い、一緒に暮らし始めた。婚姻届を出さないままの、いわゆる事実婚を続けている。

 AさんにはC子さん(35)という一人娘がいる。結婚をしているが子供はいない。キャリアウーマンとしてバリバリ働いている。B子さんとは相性もよく、一緒に食事をしたりする仲だ。

 AさんとB子さんは、夫婦別姓が認められたら婚姻届を出そうと相談していたが、その法律もなかなか成立し…

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広田龍介

広田龍介

税理士

1952年、福島県いわき市生まれ。85年税理士登録。東京・赤坂で広田龍介税理士事務所を開設。法人・個人の確定申告、相続税申告、不動産の有効活用などを中心に幅広くコンサルティング活動を続けている。相続税に関する講演やセミナーも開催している。