株主総会に臨むシャープの高橋興三社長=2016年6月23日、小関勉撮影
株主総会に臨むシャープの高橋興三社長=2016年6月23日、小関勉撮影

政治・経済株主総会リポート

「シャープをこんなざまにして!」株主の怒りと悔しさと

大河原克行 / ジャーナリスト

 「シャープをこんなざまにしたのは、そこにいるあなたたちだ」−−。

 台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業に買収されることになったシャープは、6月23日午前9時半から、大阪市西区で定時株主総会を開いた。

 出席株主は1029人で前年より2割近く減ったが、買収に追い込まれた悔しさをにじませる株主の声が相次ぎ、経営陣の責任を問う声が飛び交った。株主からの「社長を辞めろ」とのやじに、「もうすぐ辞めますから」と高橋興三社長が応酬するシーンもあった。

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大河原克行

大河原克行

ジャーナリスト

1965年、東京都生まれ。IT業界の専門紙「週刊BCN(ビジネスコンピュータニュース)」の編集長を務め、2001年フリーランスジャーナリストとして独立。電機、IT産業を中心に幅広く取材、執筆活動を行う。著書に「ソニースピリットはよみがえるか」(日経BP社)など。