EU残留を訴えていたキャメロン英首相(右)と離脱派の中心人物だったボリス・ジョンソン氏=2010年4月撮影
EU残留を訴えていたキャメロン英首相(右)と離脱派の中心人物だったボリス・ジョンソン氏=2010年4月撮影

グローバル海外特派員リポート

「EUからの英独立」ノスタルジーに翻弄される若者

坂井隆之 / 毎日新聞・前欧州総局特派員(ロンドン)

英EU離脱決定を特派員に聞く(1)

 英国の欧州連合(EU)離脱決定後、世界の金融市場の乱高下が続き、金融システム不安が広がる兆しが出てきた。英国では不動産ファンドが相次いで解約を停止し、英国の経済の結びつきの強いイタリアでは銀行の株価が急落している。円・ドルの外国為替相場も一時1ドル=99円台をつけるなど、不安定な動きを続けている。

 毎日新聞欧州総局(ロンドン)で英国のEU離脱をめぐる国民投票をつぶさに取材した坂井隆之記者は、国民…

この記事は有料記事です。

残り1851文字(全文2068文字)

坂井隆之

坂井隆之

毎日新聞・前欧州総局特派員(ロンドン)

1973年、京都市生まれ。広島大学大学院修了。98年毎日新聞社入社。千葉支局を経て、2003年から経済部で証券、自動車、日銀、金融庁、財務省などを担当。12年10月から欧州総局経済担当特派員として、英国をはじめ欧州、中東、ロシア、アフリカの経済ニュースをカバーした。16年10月から再び経済部。

イチ押しコラム

ニッポン金融ウラの裏

進む「キャッシュレス化」誰が責任を負っているのか

 キャッシュレス決済を巡る論議が高まり続けている。政府も外国人旅行者の増大を踏まえて、キャッシュレス化推進の旗を振り続けている。社…

藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
ミンスク駅前広場に今も建つレーニン像。背後のビルもスターリン的(写真は筆者撮影)

ミンスクの街を歩き考えた「ベラルーシ人」とは何者か

 ◇ベラルーシ・ミンスク編(2) 旧ソ連解体後に独立した国の中で唯一、ロシアべったりの体制を続けてきたベラルーシ。その首都ミンスク…

職場のトラブルどう防ぐ?

「ネトゲにはまって遅刻がち」若手社員をどう扱うか?

 A夫さん(46)は、社員数約80人の機械部品製造卸会社で品質管理部の責任者をしています。入社3年目の部下、B輔さん(23)の勤怠…

メディア万華鏡
第38回全国豊かな海づくり大会の放流会場で、笑顔で拍手をされる天皇、皇后両陛下=高知県土佐市の宇佐しおかぜ公園で2018年10月28日、加古信志撮影

「発信する皇后」美智子さまが平成にもたらしたもの

 「既視感、もう飽きた」--。皇后さまが10月20日、84歳の誕生日を迎えられた。天皇陛下の退位まで半年。皇后として最後の誕生日と…

知ってトクするモバイルライフ
デザインや機能を一新した「iPadプロ」。左が11型、右が12.9型

新「iPadプロ」はホームボタンなくして超高性能

 アップルは、米ニューヨークで10月30日(現地時間)、「iPadプロ」の新モデルを発表した。11月7日に発売される予定で、価格は…