公開討論会に臨む東京都知事選の立候補予定者=2016年7月12日、喜屋武真之介撮影
公開討論会に臨む東京都知事選の立候補予定者=2016年7月12日、喜屋武真之介撮影

政治・経済須田慎一郎の「一刀両断」

「分裂自民vs野党共闘」で東京都知事はいったい誰に?

須田慎一郎 / 経済ジャーナリスト

 参院選が終わり、間近に迫った東京都知事選(7月14日告示、31日投開票)の候補者選びが一気に動いた。

 自民党は「分裂選挙」となる。自民党都連は、増田寛也元総務相(64)の擁立を決めたが、先に立候補を表明していた小池百合子元防衛相(63)が、出馬の意向を崩していないためだ。

 増田氏擁立に動いたのは、菅義偉官房長官−茂木敏充自民党選対委員長のラインだ。より正確に言うならば、菅官房長官の委任を受けた茂木委員長が増田氏に白羽の矢を立てたのが実際のところだ。

 増田氏の選挙戦は、自民、公明両党の組織力に全面的に依存することになってくる。「元官僚ということもあ…

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須田慎一郎

須田慎一郎

経済ジャーナリスト

1961年、東京生まれ。日本大学経済学部卒。経済紙の記者を経て、フリー・ジャーナリストに。「夕刊フジ」「週刊ポスト」「週刊新潮」などで執筆活動を続けるかたわら、テレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」、読売テレビ「そこまで言って委員会NP」ほか、テレビ、ラジオの報道番組等で活躍中。