くらし下流化ニッポンの処方箋

心筋梗塞から生還した48歳男性の家族と仕事

藤田孝典 / NPO法人ほっとプラス代表理事

傷病手当金(2)

 業務外の病気やけがで仕事を休んだ時、収入のおよそ6割が給付される「傷病手当金」制度。しかし、原因が業務上のものか、業務外のものかはすぐに判断できない場合もあります。

 2015年8月、埼玉県内在住で、東京都内の住宅リフォーム会社で働く営業職の男性(48)とその妻から、相談電話が入りました。心臓疾患と体の一部まひで休職し、収入がなくなって困っている、という内容でした。

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藤田孝典

藤田孝典

NPO法人ほっとプラス代表理事

1982年生まれ。NPO法人ほっとプラス代表理事、聖学院大学人間福祉学部客員准教授、反貧困ネットワーク埼玉代表。厚生労働省社会保障審議会特別部会委員。ソーシャルワーカーとして現場で生活困窮者支援をしながら、生活保護や貧困問題への対策を積極的に提言している。著書に「貧困クライシス 国民総『最底辺』社会」(毎日新聞出版)「下流老人 一億総老後崩壊の衝撃」「ひとりも殺させない」「貧困世代 社会の監獄に閉じ込められた若者たち」など。

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