スキル・キャリア部下を伸ばす上司 ダメにする上司

部下の目標達成を後押しする「伴走型マネジメント」

細川義洋 / ITコンサルタント

 部下のやる気を上げたり能力を引き出したりするために、「アイツを超えろ、見習え」などと促す「ライバル想定型」の指導方法を前回紹介しました。一方で、「去年より良い成績を上げろ」といった別のアプローチである「自己ベスト更新型」の指導もあります。

 「自己ベスト更新型」は、部下の持つ過去の売り上げ成績などをベンチマークとします。例えば、昨年度に1億円を売り上げた部下には、「去年の記録を超える1億2000万円を目指せ」と命じるのです。個人競技のスポーツ選手が「自己ベスト」の更新を目指すようにコーチから叱咤(しった)激励されるのと同様です。

 部下にあえて高い目標を設定することで、いつも以上の能力を発揮することがあります。ただ、なりふり構わ…

この記事は有料記事です。

残り1255文字(全文1572文字)

細川義洋

細川義洋

ITコンサルタント

1964年、神奈川県生まれ、立教大学経済学部経済学科卒。NECソフト(現NECソリューションイノベータ)、日本IBMでシステム開発やコンサルティングを行う。著書に「なぜ、システム開発は必ずモメるのか?」「IT専門調停委員が教える モメないプロジェクト管理77の鉄則」(日本実業出版社)などがある。

イチ押しコラム

藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
地下化されたワルシャワ中央駅上の広場。スターリン建築と民主化後のビルが林立する(写真は筆者撮影)

西に移動させられた国ポーランド 首都ワルシャワの今

 ◇ポーランド・ワルシャワ編(1) 36年前、高校の文化祭のディベートで、「史上最大の英雄は誰か」というお題に、「ポーランドで共産…

メディア万華鏡
週刊文春11月1日号

メディア騒がすドタキャン沢田研二の「格好いい老後」

 騒ぎ過ぎじゃないか。取り上げ方の息もなんだか長い。ジュリーこと沢田研二さん(70)が、10月17日にさいたまスーパーアリーナで予…

職場のトラブルどう防ぐ?

「部下の夫から連日クレーム」42歳女性上司の困惑

 A美さん(42)は、夫が院長を務めるクリニックの事務長を務めています。2カ月前から経理担当として働いているB子さん(33)の夫か…

ニッポン金融ウラの裏

進む「キャッシュレス化」誰が責任を負っているのか

 キャッシュレス決済を巡る論議が高まり続けている。政府も外国人旅行者の増大を踏まえて、キャッシュレス化推進の旗を振り続けている。社…

知ってトクするモバイルライフ
デザインや機能を一新した「iPadプロ」。左が11型、右が12.9型

新「iPadプロ」はホームボタンなくして超高性能

 アップルは、米ニューヨークで10月30日(現地時間)、「iPadプロ」の新モデルを発表した。11月7日に発売される予定で、価格は…