花が咲いたような形の結晶でできた「花塩」=小高朋子撮影
花が咲いたような形の結晶でできた「花塩」=小高朋子撮影

社会・カルチャー「この人、この土地」だから生み出せる一品

“海も食材”料理人が作る福岡・糸島の自然塩「花塩」

小高朋子 / 旅食ライター・カメラマン

 宝石のように輝く大粒の結晶。まるで花が咲いたような形の「花塩」(30グラム1296円税込み、以下同)は、一定の自然条件がすべてそろった時だけあらわれる自然塩だ。舌にのせると甘みとうまみを感じる。その後にじんわりと鹹味(かんみ)や苦み、酸味が広がり、塩辛さが後に残らない。

海の味で決めた糸島の自然塩作り

 福岡県糸島市の糸島半島西端。青く透き通る海が広がり緑豊かな山に面した場所に、製塩所「工房とったん」がある。

 玄界灘の内海と外海の海流がぶつかり合う場所で、ミネラル豊富な海水をくみ上げ、塩作りが行われている。…

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小高朋子

小高朋子

旅食ライター・カメラマン

1982年、神奈川県生まれ。アパレル業界、映像製作会社を経て、フリーランスに。持続可能なモノづくりの可能性を求めて各地を巡り、地域の食文化、工芸品、産業などを取材し、写真、映像も用いてその魅力を紹介している。現在、農業者向けのビジネススクール(オンラインアグリビジネススクール)にかかわり、各地の農業現場の取材を担当。旅と、おいしい食べものと日本酒が何よりも好き。

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