三菱自動車・岡崎工場の生産ラインで車体を組み立てる作業員=2014年6月、和田憲二撮影
三菱自動車・岡崎工場の生産ラインで車体を組み立てる作業員=2014年6月、和田憲二撮影

政治・経済自動車不正リポート

国交省の「指示」を完全無視した三菱自動車の厚顔

編集部

三菱自動車立ち入り検査結果(1)

 国土交通省は9月15日、三菱自動車の益子修会長兼社長を国交省に呼び、驚くべき内容の文書を手渡した。何が「驚くべき内容」なのか。三菱自動車に対して「常軌を逸する事態」「憂慮を禁じ得ない」といった、役所が普通は使わない言葉を並べて、激しく弾劾したのだ。

 国交省が出したのは「三菱自動車への立ち入り検査結果について」と題する自動車局名の文書。そして、検査結果を踏まえた「燃費・排出ガス試験に係る不正行為への対応について」と題する石井啓一国交相名の文書だ。いったい三菱自動車は何をしていたのか。文書の中身を報告する。

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長く経済分野を取材してきた今沢真・毎日新聞論説委員を編集長にベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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