マネー・金融経済を読む

人口減少社会で安易なマンション投資は超危険

塚崎公義 / 久留米大学商学部教授

都心マンション価格(3)

 都心の不動産にはバブルのにおいがします。そう聞くと、1980年代後半から90年代初めまで国内で起きたバブルの崩壊で痛手を被った方は、悲劇の再来を予感するかもしれません。そこで今回は、当時のバブルとの違いについて考えてみましょう。

 90年前後のバブルは土地の価格のバブルであり、「日本経済の将来が明るいから不動産価格も上がるはず」というものでした。当時、土地の適正価格は建物に比べてはるかに求めにくく、「正しい不動産価格」を計算して、それより低いから買う、といった投資ではありませんでした。

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塚崎公義

塚崎公義

久留米大学商学部教授

1981年、東京大学法学部卒、日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。主に経済調査関係の仕事に従事した後、2005年に銀行を退職して久留米大学へ。「退職金貧乏 定年後の『お金』の話」「老後破産しないためのお金の教科書」「増補改訂 よくわかる日本経済入門」「世界でいちばんやさしくて役立つ経済の教科書」「なんだ、そうなのか! 経済入門」など著書多数。

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