マネー・金融経済を読む

「好きな相手に素の自分を見せる」ことから始まる就活

塚崎公義 / 久留米大学商学部教授

就活に向けて(2)

 就活に取り組む学生や保護者への、筆者から送るメッセージの2回目です。今回は学生に対してのものです。就職活動本格化を前に、どう就活に取り組んだらいいか、どう動いたらいいか考えあぐねている人も多いでしょう。そうした学生向けのアドバイスです。

志望先を決めるには

 就活に向けて、まず志望先を考えることになります。その際に重要なことは、自己分析です。自分は給料の高い会社で働きたいのか、自分の好きなことに関係した仕事をしたいのか、人の役に立ちたいのかよく考える必要があります。その上で、営業系の仕事を探す、あるいは給料の高い会社を探すなど、自分の目的に合った働き先を探すことになります。

 社風も重要です。人使いが荒く休みもとれない会社、ワンマン社長が威張りまくっている会社などは避けたい…

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塚崎公義

塚崎公義

久留米大学商学部教授

1981年、東京大学法学部卒、日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。主に経済調査関係の仕事に従事した後、2005年に銀行を退職して久留米大学へ。「退職金貧乏 定年後の『お金』の話」「老後破産しないためのお金の教科書」「増補改訂 よくわかる日本経済入門」「世界でいちばんやさしくて役立つ経済の教科書」「なんだ、そうなのか! 経済入門」など著書多数。