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地銀の不動産融資過熱で「焦げ付き爆弾」は破裂するか

浪川攻 / 金融ジャーナリスト

 いつ、ブレーキがかかるのかーー。銀行などによる不動産業向け融資の拡大が続いている。日銀によると、今年度上期(4~9月)は、新規融資額が7兆706億円に達して、バブル経済の時期の新規融資額を抜いたという。過熱する銀行の不動産関連融資の現状を報告する。

信金と手を組んで不動産融資を加速させる関西系地銀

 東京都の郊外で目立っているのが、ある地方銀行A銀行と信用金庫による提携ビジネスである。A銀行は関西地方を拠点とする典型的な地銀で、近年、首都圏における融資攻勢を強めてきた。そのほとんどが不動産関連融資である。もともと、首都圏に拠点があるわけでもない。そこで、東京の郊外を地盤とする信金と手を結んだ。

 実際にどのような形で不動産関連融資が行われているのかを説明しよう。

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浪川攻

浪川攻

金融ジャーナリスト

1955年、東京都生まれ。上智大学卒業後、電機メーカーを経て、金融専門誌、証券業界紙、月刊誌で記者として活躍。東洋経済新報社の契約記者を経て、2016年4月、フリーに。「金融自壊」(東洋経済新報社)など著書多数。

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