ニューヨーク証券取引所とジョージ・ワシントン像
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マネー・金融ニッポン金融ウラの裏

信用金庫の厳しい経営と「米国投資失敗」のうわさ

浪川攻 / 金融ジャーナリスト

 人口減少が避けられない情勢下において、地域金融機関はいかに事業モデルを刷新できるのかーー。これは、2016年を通じて金融分野の大きなテーマのひとつだった。しかし、明確なビジョンはないまま、17年へと越年となったと言える。

 そうしたなかで、地域金融の担い手である信用金庫の経営が加速度的に厳しさを増している。たとえば、関東・甲信越地域の72信金の財務状況(16年9月期)をみると、一般企業の営業利益に相当する「コア業務純益」が減益となった信金が59にのぼった。これは全体の82%に当たる。ほとんどの信金で自己資本比率も低下しており、2信金が自己資本比率規制上の基準水準である8%を割り込んでいる。

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浪川攻

浪川攻

金融ジャーナリスト

1955年、東京都生まれ。上智大学卒業後、電機メーカーを経て、金融専門誌、証券業界紙、月刊誌で記者として活躍。東洋経済新報社の契約記者を経て、2016年4月、フリーに。「金融自壊」(東洋経済新報社)など著書多数。

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