くらしマンション・住宅最前線

2017年「郊外一戸建てブーム」が起こりそうな理由

櫻井幸雄 / 住宅ジャーナリスト

 都心部、準都心部を中心に価格が大きく上がる新築分譲マンション。一方で、建て売り住宅のほうは価格が上がっておらず、首都圏でも4000万円台、5000万円台の物件を探しやすい状況が続いている。

 だから、昨年も「郊外分譲一戸建てはお買い得」と何度か紹介したのだが、このところ、郊外一戸建てに追い風が吹いてきた。「駅に近いマンションより、かなり安い」「静かで、緑も多く、暮らしやすそう」と、割安な土地付き一戸建て、いわゆる建て売り住宅を物色する若年層が増え始めたのだ。

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櫻井幸雄

櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト

1954年生まれ。年間200物件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく全国の住宅事情に精通する。現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、わかりやすい解説、文章のおもしろさで定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞、日刊ゲンダイで連載コラムを持ち、週刊ダイヤモンドでも定期的に住宅記事を執筆。テレビ出演も多い。近著は「不動産の法則」(ダイヤモンド社)。