東京証券取引所に上場し、打鐘に臨む西室泰三・日本郵政社長(肩書きは当時)=2015年11月4日、丸山博撮影
東京証券取引所に上場し、打鐘に臨む西室泰三・日本郵政社長(肩書きは当時)=2015年11月4日、丸山博撮影

マネー・金融ニッポン金融ウラの裏

日本郵政株2次売却の成否を決める「郵便収益力」

浪川攻 / 金融ジャーナリスト

 日本郵政株式の第2次売却問題が浮上した。株式相場の情勢を見守りながら、夏以降の売却時期を模索することになりそうだが、それ以前に日本郵政グルーブの経営力が改めて問われることはまちがいない。

 日本郵政グループの株式売却・上場が実現したのは2015年11月だった。政府保有株式の売却は原則年1回であり、16年はJR九州株式の売却・上場が実施されたこともあって、日本郵政株式の第2次売却は上場3年目の今年に回ってきたわけだ。

 一昨年の株式上場では、日本郵政に加え、日本郵政の金融子会社であるゆうちょ銀行とかんぽ生命の2社の株…

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浪川攻

浪川攻

金融ジャーナリスト

1955年、東京都生まれ。上智大学卒業後、電機メーカーを経て、金融専門誌、証券業界紙、月刊誌で記者として活躍。東洋経済新報社の契約記者を経て、2016年4月、フリーに。「金融自壊」(東洋経済新報社)など著書多数。

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