半導体メモリー製品を製造している東芝の四日市工場=2010年3月23日、井上章撮影
半導体メモリー製品を製造している東芝の四日市工場=2010年3月23日、井上章撮影

政治・経済東芝問題リポート

「8500億円半導体事業切り売り」は東芝解体の第一歩

編集部

東芝解体の危機(6)

 東芝は1月27日に開いた取締役会で、半導体メモリー事業の分社化を決めた。分社化後、株式の2割弱を入札で売却し、得た資金で米原子力事業の巨額損失を補てんする。すでに10社程度の売却候補の名前があがったり消えたりしている。半導体メモリーは、東芝の中核事業だ。その2割弱の株式を外部に売ることは、どんな意味を持つのか。

 東芝の発表によると、分社化の対象は、東芝の社内カンパニーであるストレージ&デバイスソリューション社…

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長く経済分野を取材してきた今沢真・毎日新聞論説委員を編集長にベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
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