グラミー賞授賞式のアデル(左)とビヨンセ(右)=写真Getty Images/素材提供WOWOW
グラミー賞授賞式のアデル(左)とビヨンセ(右)=写真Getty Images/素材提供WOWOW

くらし育児サバイバル

グラミー賞アデルとビヨンセが見せた「母の苦悩と誇り」

藤田結子 / 明治大商学部教授

 第59回グラミー賞授賞式が2月12日に行われました。今回は、イギリスの女性歌手アデル(28)と、アメリカの女性歌手ビヨンセ(35)が多くの部門にノミネートされ、2人の一騎打ちという前評判でした。

 アデルは4歳の男の子、ビヨンセは5歳の女の子の母親。日本のメディアではほとんど報道されませんでしたが、今回のグラミー賞では、2人の主役が親として奮闘し、苦悩する様子が映し出されていました。

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藤田結子

藤田結子

明治大商学部教授

東京都生まれ。慶応義塾大を卒業後、大学院留学のためアメリカとイギリスに約10年間滞在。06年に英ロンドン大学で博士号を取得。11年から明治大学商学部准教授、16年10月から現職。専門は社会学。参与観察やインタビューを行う「エスノグラフィー」という手法で、日本や海外の文化、メディア、若者、消費、ジェンダー分野のフィールド調査をしている。4歳の男の子を子育て中。