大勢の客でにぎわう「ペリエ千葉エキナカ」=2016年11月20日、金森崇之撮影
大勢の客でにぎわう「ペリエ千葉エキナカ」=2016年11月20日、金森崇之撮影

政治・経済良い物をより高く売る経営

「エキナカ」が老舗百貨店を駆逐した“千葉駅前戦争”

中村智彦 / 神戸国際大学教授

「エキナカvs駅前」戦争(1)

 近年、鳴り物入りで鉄道駅構内の「エキナカ商業施設」オープンが続いている。乗降客の多いターミナル駅に大規模施設が開業すれば、地元経済への好影響も期待される。しかし、駅改札の外を見てみると必ずしもそうとは言えない。実は、公的な役割の強かった鉄道会社と、駅前商店街や大規模店舗の間で乗客(買い物客)を巡る激しい闘いが起こっているのだ。先日、駅前百貨店が閉店したJR千葉駅周辺の状況を見てみる。

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中村智彦

中村智彦

神戸国際大学教授

1964年、東京都生まれ。88年、上智大学文学部卒業。96年、名古屋大学大学院国際開発研究科博士課程修了。外資系航空会社、シンクタンクで勤務。大阪府立産業開発研究所、日本福祉大学経済学部助教授を経て、現職。専門は中小企業論と地域経済論。中小企業間のネットワーク構築や地域経済振興のプロジェクトに数多く参画し、日テレ系「世界一受けたい授業」の工場見学担当も務める。

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