2005年に開業した大宮エキュート。多くの乗客が行き交う改札内通路の左右に店舗がある=2017年3月24日、田中学撮影
2005年に開業した大宮エキュート。多くの乗客が行き交う改札内通路の左右に店舗がある=2017年3月24日、田中学撮影

政治・経済良い物をより高く売る経営

「エキナカで乗客囲い込み」鉄道会社はもはや小売業

中村智彦 / 神戸国際大学教授

「エキナカvs駅前」戦争(2)

 JR千葉駅前の三越千葉店、千葉パルコ閉店に表れているように、ターミナル駅構内と駅前の商業施設、商店街で大きな変化が始まっている(前回参照)。この動きの中心が、JR各社など鉄道会社によるエキナカ商業施設の事業展開だ。現在、鉄道会社がどのような思惑を持っているのか。JR東日本の動向を中心に見てみよう。

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中村智彦

中村智彦

神戸国際大学教授

1964年、東京都生まれ。88年、上智大学文学部卒業。96年、名古屋大学大学院国際開発研究科博士課程修了。外資系航空会社、シンクタンクで勤務。大阪府立産業開発研究所、日本福祉大学経済学部助教授を経て、現職。専門は中小企業論と地域経済論。中小企業間のネットワーク構築や地域経済振興のプロジェクトに数多く参画し、日テレ系「世界一受けたい授業」の工場見学担当も務める。

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