藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」

藻谷浩介が歩く「ロシアの飛び地カリーニングラード」

藻谷浩介・地域エコノミスト
  • 文字
  • 印刷
カリーニングラード旧市街の東の入り口「王の門」(写真は筆者撮影)
カリーニングラード旧市街の東の入り口「王の門」(写真は筆者撮影)

ロシア・カリーニングラード編(1)

 旧ソ連が、第二次大戦時にドイツから「戦利品」として奪い取ったバルト海の港町・カリーニングラード。プロイセン王国建国の地・ケーニヒスベルクとしての栄光の歴史を秘めつつ、現在はロシア共和国の飛び地として、EUの国々に囲まれて孤立している。「欧州の北方領土」ともいえる、この場所から見える風景とは?

この記事は有料記事です。

残り2121文字(全文2285文字)

藻谷浩介

地域エコノミスト

1964年山口県生まれ。平成大合併前の約3200市町村のすべて、海外105カ国を私費で訪問し、地域特性を多面的に把握する。2000年ごろから地域振興や人口問題に関して精力的に研究、執筆、講演を行う。著書に「デフレの正体」「里山資本主義」ほか多数。国内の鉄道(鉄軌道)全線を完乗した鉄道マニアでもある。