上空から見た震災2年後の浦安市街地。手前は液状化の噴砂を置いた公園=2013年
上空から見た震災2年後の浦安市街地。手前は液状化の噴砂を置いた公園=2013年

くらしマンション・住宅最前線

震災液状化で地価下落「新浦安」に人が戻り始めた

櫻井幸雄 / 住宅ジャーナリスト

 千葉県浦安市の海側に位置するJR京葉線「新浦安」駅周辺。そこは、2011年3月11日の東日本大震災まで、「不動産価格が大きく上昇している場所」として知られていた。04年の地価公示では、「都心以外で地価上昇が見られる場所」としてクローズアップされ、特に価格上昇が著しかった「新浦安」の地名が全国的に有名になった。

 しかし、東日本大震災で状況が一変。「新浦安」駅周辺で液状化が起き、その様子が全国に報道されて強烈な…

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櫻井幸雄

櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト

1954年生まれ。年間200物件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく全国の住宅事情に精通する。現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、わかりやすい解説、文章のおもしろさで定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞、日刊ゲンダイで連載コラムを持ち、週刊ダイヤモンドでも定期的に住宅記事を執筆。テレビ出演も多い。近著は「不動産の法則」(ダイヤモンド社)。