「青葉繁れる」の舞台、仙台市
「青葉繁れる」の舞台、仙台市

社会・カルチャー青春小説の系譜

井上ひさしの原点「青葉繁れる」の輝きと戦争の記憶

鶴谷真 / 毎日新聞学芸部記者

 東北一のバンカラな名門男子高校を舞台に、主人公の稔たち落ちこぼれ4人組と東京からの転校生の俊介、計5人の3年生が巻き起こす騒動を描くのが「青葉繁れる」だ。著者は、人間や社会のあるべき姿を笑いに包んで問いかけ、反戦を訴える姿勢でも知られた小説家・劇作家の井上ひさし(1934~2010年)。井上自身が学んだ宮城県仙台第一高校をモデルにしている。

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鶴谷真

鶴谷真

毎日新聞学芸部記者

1974年、神戸市出身。2002年毎日新聞社に入社し、岡山支局、京都支局を経て08年に大阪本社学芸部。13年秋から東京本社学芸部。文学を担当している。

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