福岡市の中華料理店「紅蓉軒」の店内
福岡市の中華料理店「紅蓉軒」の店内

くらしマンション・住宅最前線

「出前文化を残したい…」福岡の中華・紅蓉軒店主の思い

櫻井幸雄 / 住宅ジャーナリスト

 前回、「昭和ニッポンの『出前文化』」という記事を書いたところ、驚くほど多くの反響をいただいた。「懐かしい」「確かに出前はごちそうで、ケータリングとは違う」「高齢化が進む今こそ、出前を復活してほしい」という声に加えて、出前を出す側、つまり飲食店経営者からもメールをいただいた。

 そこには、かつて出前が隆盛した事情や、いまは出前をしたくてもしにくい実情が細かく説明されていた。出前をする側からの貴重な意見であり、今後も出前を存続させる方途を示されていたので、許される範囲でその内容を紹介したい。

この記事は有料記事です。

残り1912文字(全文2158文字)

櫻井幸雄

櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト

1954年生まれ。年間200物件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく全国の住宅事情に精通する。現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、わかりやすい解説、文章のおもしろさで定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞、日刊ゲンダイで連載コラムを持ち、週刊ダイヤモンドでも定期的に住宅記事を執筆。テレビ出演も多い。近著は「不動産の法則」(ダイヤモンド社)。

イチ押しコラム

藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
地下化されたワルシャワ中央駅上の広場。スターリン建築と民主化後のビルが林立する(写真は筆者撮影)

西に移動させられた国ポーランド 首都ワルシャワの今

 ◇ポーランド・ワルシャワ編(1) 36年前、高校の文化祭のディベートで、「史上最大の英雄は誰か」というお題に、「ポーランドで共産…

メディア万華鏡
週刊文春11月1日号

メディア騒がすドタキャン沢田研二の「格好いい老後」

 騒ぎ過ぎじゃないか。取り上げ方の息もなんだか長い。ジュリーこと沢田研二さん(70)が、10月17日にさいたまスーパーアリーナで予…

職場のトラブルどう防ぐ?

「部下の夫から連日クレーム」42歳女性上司の困惑

 A美さん(42)は、夫が院長を務めるクリニックの事務長を務めています。2カ月前から経理担当として働いているB子さん(33)の夫か…

ニッポン金融ウラの裏

進む「キャッシュレス化」誰が責任を負っているのか

 キャッシュレス決済を巡る論議が高まり続けている。政府も外国人旅行者の増大を踏まえて、キャッシュレス化推進の旗を振り続けている。社…

知ってトクするモバイルライフ
デザインや機能を一新した「iPadプロ」。左が11型、右が12.9型

新「iPadプロ」はホームボタンなくして超高性能

 アップルは、米ニューヨークで10月30日(現地時間)、「iPadプロ」の新モデルを発表した。11月7日に発売される予定で、価格は…