外資系コンビニチェーン「ショップ・アンド・ゴー」。繁華街を中心にベトナム国内で約120店舗を展開する=ハノイ市内で2017年5月19日、赤間清広撮影
外資系コンビニチェーン「ショップ・アンド・ゴー」。繁華街を中心にベトナム国内で約120店舗を展開する=ハノイ市内で2017年5月19日、赤間清広撮影

グローバル海外特派員リポート

「日本製コンビニ」を阻むアジア個人商店の強さとは

赤間清広 / 毎日新聞中国総局特派員(北京)

 日本ではもはや生活に不可欠な存在となったコンビニエンスストア。商品購入のほか、金融機能やチケットの手配、宅配便の集積など、あらゆるサービスの拠点として重要性が増している。

 独自の進化を遂げたと言ってもいい日本のコンビニ。海外でもさぞ需要が高いだろうと思いがちだが、普及ペースは緩やかなのが実態だ。

 「最近、ようやく市内でも外資系のコンビニが増えてきた。でも数はまだまだ少ないですね」。ベトナムの首都ハノイ。現地日系企業に勤める駐在員が教えてくれた。

 総人口が1億人に迫り、1人当たり国内総生産(GDP)が2000ドル(約21万8000円)を超えたベ…

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赤間清広

赤間清広

毎日新聞中国総局特派員(北京)

1974年、宮城県生まれ。宮城県の地元紙記者を経て2004年に毎日新聞社に入社。気仙沼通信部、仙台支局を経て06年から東京本社経済部。経済部では財務省、日銀、財界などを担当した。16年4月から現職。中国経済の動きを追いかけている。