大陸間弾道ミサイル(ICBM)高出力エンジンの燃焼実験を視察する金正恩第1書記(当時)朝鮮中央通信が2016年4月9日報じた(朝鮮中央通信・朝鮮通信)
       大陸間弾道ミサイル(ICBM)高出力エンジンの燃焼実験を視察する金正恩第1書記(当時)朝鮮中央通信が2016年4月9日報じた(朝鮮中央通信・朝鮮通信)

グローバルWorld Watch(ワールド・ウオッチ)

対北朝鮮ミサイル防衛 米国内では有効性に疑問の声

会川 晴之 / 毎日新聞北米総局特派員

 核兵器や弾道ミサイル開発を加速する北朝鮮の動きを受けて、米国で、ミサイル防衛(MD)能力強化を求める声が高まっている。5月末には、北朝鮮からの大陸間弾道ミサイル(ICBM)を想定した初めての迎撃実験を実施した。トランプ政権はさらにMD強化を図る方針だが、米国でもMDの有効性に疑問を投げかける声も漏れ始めている。

この記事は有料記事です。

残り1487文字(全文1644文字)

会川 晴之

会川 晴之

毎日新聞北米総局特派員

1959年東京都生まれ、北海道大学法学部卒、87年毎日新聞入社。東京本社経済部、政治部、ウィーン支局、欧州総局長(ロンドン)、北米総局長(ワシントン)などを経て、2018年12月から現職。日米政府が進めたモンゴルへの核廃棄計画の特報で、11年度のボーン・上田記念国際記者賞を受賞。日本発の核拡散を描いた毎日新聞連載の「核回廊を歩く 日本編」で、16年の科学ジャーナリスト賞を受賞。著書に「核に魅入られた国家 知られざる拡散の実態」(毎日新聞出版)。

イチ押しコラム

ニッポン金融ウラの裏

銀行主導デジタルマネーが「お祭り騒ぎ」で終わる懸念

 銀行業界でデジタルマネー導入の動きが続いている。みずほグループは独自のデジタルマネー「J-COIN」を3月からスタートし、三菱U…

知ってトクするモバイルライフ
交付された5G基地局開設の認定書を手に記念撮影に臨む携帯電話各社の社長ら=総務省で2019年4月10日、山下浩一撮影

2020年に始まる超高速「5G」は生活を一変させるか

 総務省は、携帯電話事業者4社に割り当てる5Gの周波数を決定した。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルは、2020年…

藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
ラスベガス・ダウンタウンの老舗カジノホテルのプール。アメリカらしからぬ混雑ぶりが逆に魅力なのか? (写真は筆者撮影)

「ラスベガス」21世紀の米国に残る“昭和感覚”の街

 ◇米国ラスベガス・ダウンタウン編(2) ラスベガス訪問5回目にして初めて訪れたダウンタウン(旧中心市街地)は、米国では他に見たこ…

職場のトラブルどう防ぐ?
 

「店長だから」と負担増“36歳子育て女性”の不信感

 2児を育てるA美さん(36)は、あるフラワーショップの店長です。当初はアルバイトでしたが、半年前に店長に指名されフルタイム勤務に…

メディア万華鏡
 

相次ぐ性犯罪「無罪」判決に欠けた“被害者の心理”

 準強制性交――「新聞の見出しにはとってほしくない」と書いた前々回の記事がアップされた3月11日の翌日、毎日新聞夕刊を見て、ぎょっ…