上空から見た桜島。昨年7月と今年4月28日に爆発的噴火を起こしたが観光客の動向には大きな影響はない=2015年5月20日、本社ヘリから撮影
上空から見た桜島。昨年7月と今年4月28日に爆発的噴火を起こしたが観光客の動向には大きな影響はない=2015年5月20日、本社ヘリから撮影

政治・経済良い物をより高く売る経営

観光回復で激化する鹿児島「天文館vs中央駅」集客競争

中村智彦 / 神戸国際大学教授

地震後の熊本と鹿児島の「今」(1)

 昨年発生した熊本地震では、熊本県だけでなく鹿児島県でも観光客が減少するなど経済的に大きな影響が出た。地震から1年がたち、熊本、鹿児島の「今」はどのような状況なのか。実際に訪ねて見てきた模様を2回にわけて伝える。まず、景気が緩やかに回復しつつあると言われる鹿児島からだ。

 九州新幹線は2011年3月に鹿児島中央駅まで全線開通し、熊本県や鹿児島県は観光ブームに沸いた。熊本…

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中村智彦

中村智彦

神戸国際大学教授

1964年、東京都生まれ。88年、上智大学文学部卒業。96年、名古屋大学大学院国際開発研究科博士課程修了。外資系航空会社、シンクタンクで勤務。大阪府立産業開発研究所、日本福祉大学経済学部助教授を経て、現職。専門は中小企業論と地域経済論。中小企業間のネットワーク構築や地域経済振興のプロジェクトに数多く参画し、日テレ系「世界一受けたい授業」の工場見学担当も務める。

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