有価証券報告書の提出延期などについて説明する東芝の綱川智社長=2017年6月23日、和田大典撮影
有価証券報告書の提出延期などについて説明する東芝の綱川智社長=2017年6月23日、和田大典撮影

政治・経済東芝問題リポート

「有報の提出遅れ」は東芝の責任か監査法人の問題か

編集部

 東芝は6月23日、有価証券報告書が6月末までに提出できず、8月10日まで延期すると発表した。東芝が有価証券報告書や四半期報告書を期限までに提出できなかったのはこれで5回目になる。いったい何が問題になっているのか。

 東芝の発表文によると、経営破綻した米ウェスチングハウスの米国での決算・監査手続きに7月末までかかり、その後に日本の監査法人が東芝グループの最終的な監査手続きを行うため、10日程度の時間がかかるという。

 ウェスチングハウスの原発建設にかかわる損失について、東芝が公表した昨年12月よりもっと前の時期に認…

この記事は有料記事です。

残り1324文字(全文1582文字)

編集部

編集部

長く経済分野を取材してきた今沢真・毎日新聞論説委員を編集長にベテラン・若手編集者が経済・社会の最新情勢を追います。
twitter 毎日新聞経済プレミア編集部@mainichibiz
facebook 毎日新聞経済プレミア編集部https://www.facebook.com/mainichibiz