くらし高齢化時代の相続税対策

海外居住者の相続は税制も文化も大違いで“さあ大変”

広田龍介 / 税理士

 グリーンカード(米国居住権)を取得し、3年前からハワイで暮らしていたKさん(70)が亡くなった。その相続手続きの話である。

 Kさんの財産は、ハワイの居住用住宅と預貯金、日本の不動産と預貯金だ。相続人は、日本在住の長男(42)と次男(40)で、配偶者はいない。

遺産を残す方に課税する米国、受け取った方に課税する日本

 相続・贈与の税制は日米では大きく違う。特に、納税義務者の取り扱いが正反対だ。

 日本における相続・贈与の納税義務者は、財産を取得した受贈者、受遺者、相続人だ。遺産を受け取った者が…

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広田龍介

広田龍介

税理士

1952年、福島県いわき市生まれ。85年税理士登録。東京・赤坂で広田龍介税理士事務所を開設。法人・個人の確定申告、相続税申告、不動産の有効活用などを中心に幅広くコンサルティング活動を続けている。相続税に関する講演やセミナーも開催している。

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