くらし高齢化時代の相続税対策

相続税調査で金庫に見つかった現金800万円の扱い

広田龍介 / 税理士

 「ごみ捨て場に大金 次々-孤独死・タンス預金」という見出しの記事が、日本経済新聞の9月22日付紙面におどった。

 記事には、警察白書によると拾得物として警察に届けられた現金は2016年に計177億円とある。届けられたものだけの集計でこの金額はすごいが、実際にはもっと多くあるに違いない。

 背景には、孤独死による遺産整理で出てきたタンス預金が増えていることがあるという。いま日本には、取り壊されていない空き家が全国に数多くある。その中には放置されたままになっているタンス預金もあるのではないか。

この記事は有料記事です。

残り969文字(全文1215文字)

広田龍介

広田龍介

税理士

1952年、福島県いわき市生まれ。85年税理士登録。東京・赤坂で広田龍介税理士事務所を開設。法人・個人の確定申告、相続税申告、不動産の有効活用などを中心に幅広くコンサルティング活動を続けている。相続税に関する講演やセミナーも開催している。