セクハラ被害を訴え、ハリウッド中心部を行進する人々=2017年11月12日、長野宏美撮影
セクハラ被害を訴え、ハリウッド中心部を行進する人々=2017年11月12日、長野宏美撮影

社会・カルチャーメディア万華鏡

性暴力にNOを突きつけるSNSの「#MeToo」

山田道子 / 毎日新聞紙面審査委員

 米ハリウッドの大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン氏が20年以上にわたり、若手女優らに性的嫌がらせを繰り返していたという疑惑報道には最初、驚いた。

 米国は日本よりずっと早くセクハラに“覚醒”していたし、ハリウッドでは有名女優が男優とのギャラ格差や年齢差別を声高く批判していた。だから「仕事が欲しいなら俺と寝ろ」のような古典的なセクハラが続いていたとは信じられなかったからだ。

 でも、その後の展開を見る限り、米国でもやっとセクハラ被害の声を上げられるようになったのが実情だった…

この記事は有料記事です。

残り1914文字(全文2156文字)

山田道子

山田道子

毎日新聞紙面審査委員

1961年東京都生まれ。85年毎日新聞入社。浦和支局(現さいたま支局)を経て社会部、政治部、川崎支局長など。2008年に総合週刊誌では日本で一番歴史のあるサンデー毎日の編集長に就任。総合週刊誌では初の女性編集長を3年半務めた。その後、夕刊編集部長、世論調査室長を経て15年5月から現職。

イチ押しコラム

職場のトラブルどう防ぐ?

「部下の夫から連日クレーム」42歳女性上司の困惑

 A美さん(42)は、夫が院長を務めるクリニックの事務長を務めています。2カ月前から経理担当として働いているB子さん(33)の夫か…

ニッポン金融ウラの裏

進む「キャッシュレス化」誰が責任を負っているのか

 キャッシュレス決済を巡る論議が高まり続けている。政府も外国人旅行者の増大を踏まえて、キャッシュレス化推進の旗を振り続けている。社…

藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
ミンスク駅前広場に今も建つレーニン像。背後のビルもスターリン的(写真は筆者撮影)

ミンスクの街を歩き考えた「ベラルーシ人」とは何者か

 ◇ベラルーシ・ミンスク編(2) 旧ソ連解体後に独立した国の中で唯一、ロシアべったりの体制を続けてきたベラルーシ。その首都ミンスク…

メディア万華鏡
第38回全国豊かな海づくり大会の放流会場で、笑顔で拍手をされる天皇、皇后両陛下=高知県土佐市の宇佐しおかぜ公園で2018年10月28日、加古信志撮影

「発信する皇后」美智子さまが平成にもたらしたもの

 「既視感、もう飽きた」--。皇后さまが10月20日、84歳の誕生日を迎えられた。天皇陛下の退位まで半年。皇后として最後の誕生日と…

知ってトクするモバイルライフ
デザインや機能を一新した「iPadプロ」。左が11型、右が12.9型

新「iPadプロ」はホームボタンなくして超高性能

 アップルは、米ニューヨークで10月30日(現地時間)、「iPadプロ」の新モデルを発表した。11月7日に発売される予定で、価格は…