オーティス・レディング「ドック・オブ・ザ・ベイ・セッションズ」/ワーナーミュージック・ジャパン提供/WPCR-17982
オーティス・レディング「ドック・オブ・ザ・ベイ・セッションズ」/ワーナーミュージック・ジャパン提供/WPCR-17982

社会・カルチャー切ない歌を探して

ソウル界の悲劇のレジェンドが歌う「孤独感と諦め」

森村潘 / ジャーナリスト

 春が来て、多くの人が新しい生活をはじめる。なかには、思いがけず遠いところへ赴任したり、転勤になった人もいるだろう。「なんでこんなところに来ちゃったのかな」と、ボーッと海を眺めている人がいるかもしれない。

 ソウル、R&Bの“レジェンド”、オーティス・レディングが、1967年に大ヒットさせた「ドック・オブ・ザ・ベイ」は、そんな気分をうたっている。20世紀にラジオ、テレビで流された曲のなかで、上位から6番目に多かったという人気は、ソウルファンだけでなく幅広く支持されてきたからだ。

この記事は有料記事です。

残り1608文字(全文1848文字)

森村潘

森村潘

ジャーナリスト

大手新聞、雑誌編集などを経てコミュニティー紙の編集などに携わる。ジャンルを超えて音楽を研究、アメリカ文化にも詳しい。

イチ押しコラム

知ってトクするモバイルライフ
手のひらにしっかり収まる「アクオスR2コンパクト」。発売は1月

日本人の好みに応えたシャープ・アクオス小型スマホ

 シャープが、小型スマホの「アクオスR2コンパクト」を開発。ソフトバンクから2019年1月に発売されるほか、SIMフリーモデルとし…

ニッポン金融ウラの裏

NISAに最初の「5年満期」更新しないと非課税消滅

 少額投資非課税制度(NISA)が初めての期間満了を迎える。一定の手続きによって、さらに5年間の非課税期間延長となるが、いま、証券…

藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
地下化されたワルシャワ中央駅上の広場。スターリン建築と民主化後のビルが林立する(写真は筆者撮影)

西に移動させられた国ポーランド 首都ワルシャワの今

 ◇ポーランド・ワルシャワ編(1) 36年前、高校の文化祭のディベートで、「史上最大の英雄は誰か」というお題に、「ポーランドで共産…

メディア万華鏡
週刊文春11月1日号

メディア騒がすドタキャン沢田研二の「格好いい老後」

 騒ぎ過ぎじゃないか。取り上げ方の息もなんだか長い。ジュリーこと沢田研二さん(70)が、10月17日にさいたまスーパーアリーナで予…

職場のトラブルどう防ぐ?

「部下の夫から連日クレーム」42歳女性上司の困惑

 A美さん(42)は、夫が院長を務めるクリニックの事務長を務めています。2カ月前から経理担当として働いているB子さん(33)の夫か…