海外特派員リポート

トヨタ式「カイゼン」を学ぶ米ミシシッピ大の人材育成

清水憲司・毎日新聞経済部記者
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ミシシッピ大製造業センターのタイラー・ビッグスさん。学生たちは金属加工など製造業の基礎を学んでいる=米南部ミシシッピ州オックスフォードで2018年5月、清水憲司撮影
ミシシッピ大製造業センターのタイラー・ビッグスさん。学生たちは金属加工など製造業の基礎を学んでいる=米南部ミシシッピ州オックスフォードで2018年5月、清水憲司撮影

 景気拡大が10年目に入った米国は、失業率が約17年ぶりの水準まで低下し、企業は人材確保に苦労している。トランプ米大統領は「米国第一」の通商政策のもと、強硬手段も辞さずに米国内での工場建設を促すが、必要な労働力が確保できなければ元も子もない。トヨタ自動車や日産自動車が工場を構える米南部ミシシッピ州は職業教育に力を入れ、さらなる日本企業誘致を目指している。

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清水憲司

毎日新聞経済部記者

 1975年、宮城県生まれ。高校時代まで長野県で過ごし、東京大学文学部を卒業後、99年毎日新聞社に入社。前橋支局を経て、東京経済部で流通・商社、金融庁、財務省、日銀、エネルギー・東京電力などを担当した。2014~18年には北米総局(ワシントン)で、米国経済や企業動向のほか、通商問題などオバマ、トランプ両政権の経済政策を取材した。