国際航空運送協会によると、2017年の世界の航空旅客数は40億人を突破した。36年までに倍増し、78億人に達すると見ている。過去20年にわたり世界一の旅客数を誇る空港は、年間1億人以上が利用する米国のアトランタ国際空港だ。羽田空港は約8541万人が利用しており、北京、ドバイに続き世界第4位である。

 国や都市の玄関口である空港に対するサイバー攻撃は、便の遅れによって、人々の移動の足を直撃する。また、窃取される情報の種類によっては、空港の安全に関わることもあり得る。

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松原実穂子

松原実穂子

NTTチーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジスト

早稲田大学卒業後、防衛省で9年間勤務。フルブライト奨学金により米ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院で修士号取得。その後、米シンクタンク、パシフィックフォーラムCSIS(現パシフィックフォーラム)研究員などを経て現職。国内外で政府、シンクタンクとの意見交換やブログ、カンファレンスを通じた情報発信と提言に取り組む。