ダーウィン市街北西部のマリーナに沈む壮絶な夕日(写真は筆者撮影)
ダーウィン市街北西部のマリーナに沈む壮絶な夕日(写真は筆者撮影)

グローバル藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」

豪ダーウィン 人口爆発アジアに近い立地生かせない町

藻谷浩介 / 地域エコノミスト

豪ダーウィン編

 広大なオーストラリアの中でも最も人口希薄な北部準州(ノーザンテリトリー)。州都ダーウィンは、世界4位の人口大国・インドネシアと、ティモール海を挟んで正対する。この北部準州の面積は、スマトラ島を除いたインドネシアとほぼ同じだが、人口はこちらが24万人なのに対して向こうは2億人超。この巨大な落差の縁にある当市は、国全体のゲートウエーとして発展しているのだろうか。東ティモール訪問の途中に1泊して知ったその実状と、日本との因縁。

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藻谷浩介

藻谷浩介

地域エコノミスト

1964年山口県生まれ。平成大合併前の約3200市町村のすべて、海外95カ国を私費で訪問し、地域特性を多面的に把握する。2000年ごろから地域振興や人口問題に関して精力的に研究、執筆、講演を行う。著書に「デフレの正体」「里山資本主義」ほか多数。国内の鉄道(鉄軌道)全線を完乗した鉄道マニアでもある。