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18歳人口激減 地方私立大を中心に300大学が危機

エコノミスト編集部

 減る一方の18歳人口と、増え続けた大学--。需給のアンバランスが限界に達し、いよいよ大学の淘汰(とうた)・再編が始まる。週刊エコノミスト7月24日号の巻頭特集「大学消滅」よりダイジェストでお届けする。【毎日新聞社大学センター長・中根正義】

半世紀で18歳人口は半分以下に

 ここ10年ほど120万人で安定していた18歳人口が今年から再び減り始める。近年、関係者の間で話題になっていた「2018年問題」である。大学入学年齢である18歳人口が減少期に向かうことと軌を一にし、国立大学の再編・統合を巡る動きが活発化している。

 18歳人口は1992年の205万人をピークに減り続け、09年には約4割減の121万人になった。今年…

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藤枝克治編集長率いる経済分野を中心として取材、編集するチーム。経済だけでなく社会、外交も含め幅広く取材する記者の集団であり、各界の専門家にコラムや情報提供を依頼する編集者の集団でもある。