藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」

キエフを地下鉄で移動 旧ソ連時代の悲惨な歴史を見る

藻谷浩介・地域エコノミスト
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キエフの下町ボディール地区で見つけた秀逸な壁画。この地に流されてきた涙を受け止めているようにも見える(写真は筆者撮影)
キエフの下町ボディール地区で見つけた秀逸な壁画。この地に流されてきた涙を受け止めているようにも見える(写真は筆者撮影)

ウクライナ・キエフ編(2)

 欧州最大の沃野(よくや)を持ちながら、1人当たりGDP(国内総生産)では日本の10分の1以下と欧州最貧レベルにとどまるウクライナ。おっかなびっくり訪れたその首都キエフは、しかし、堂々たる風格の建物の並ぶ大都会だった。筆者にしては珍しく2泊し、中日に丸一日かけて、その歴史と今の探訪に出かける。

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藻谷浩介

地域エコノミスト

1964年山口県生まれ。平成大合併前の約3200市町村のすべて、海外105カ国を私費で訪問し、地域特性を多面的に把握する。2000年ごろから地域振興や人口問題に関して精力的に研究、執筆、講演を行う。著書に「デフレの正体」「里山資本主義」ほか多数。国内の鉄道(鉄軌道)全線を完乗した鉄道マニアでもある。