くらし人生100年時代のライフ&マネー

柔軟な財産管理が魅力「家族信託」に注目が集まるワケ

渡辺精一 / 経済プレミア編集部

高齢者の資産管理(5)

 高齢者の資産管理として最近注目を集めているのが「家族信託」だ。自分の財産を信頼する家族に託す新しい手法。成年後見制度より使い勝手がよいとして、司法書士ら専門家が活用セミナーを積極的に開くようになっている。

法改正でクローズアップ

 信託とは、財産を持つ人(委託者)が信頼する人(受託者)に財産を託し、決まった形で管理してもらい、その利益を定められた人(受益者)へ渡す仕組みだ。

 信託は「信託銀行が扱うもの」と思っている人は多いが、実は、営利目的でなければ原則として誰でも受託者…

この記事は有料記事です。

残り1496文字(全文1744文字)

渡辺精一

渡辺精一

経済プレミア編集部

1963年生まれ。一橋大学社会学部卒、86年毎日新聞社入社。大阪社会部・経済部、エコノミスト編集次長、川崎支局長などを経て、2014年から生活報道部で生活経済専門記者。18年4月から現職。ファイナンシャルプランナー資格(CFP認定者、1級FP技能士)も保有。

イチ押しコラム

知ってトクするモバイルライフ
プライバシー重視の方針を打ち出すアップル。開発者向け会議でもプライバシーに関してはたびたび言及される(写真は2018年6月のアップルの年次開発会議<WWDC>)

アップルが「GAFA」一括りにされるのを嫌がる理由

 総務省は、電気通信事業法の「通信の秘密」の規定を、巨大なプラットフォームを持つ海外のIT企業にも域外適用する方向で検討を進めてい…

ニッポン金融ウラの裏
 

キャッシュレス化20%「日本は遅れてる」はホント?

 「デジタルマネー」が引き続きホットな話題となっている。政府が推進するキャッシュレス化社会の流れに沿った議論だ。だが、さまざまな官…

藻谷浩介の世界「来た・見た・考えた」
ユジノサハリンスク市街でのイベントにいた着ぐるみ。ちょっと不気味なところがロシア的?(写真は筆者撮影)

サハリン「ユジノサハリンスク」旧樺太の地の今は

 ◇ロシア・ユジノサハリンスク編(1) ロシア・サハリン州の、州都ユジノサハリンスク(日本語にすれば「南サハリン市」)。成田空港か…

職場のトラブルどう防ぐ?
 

転職する27歳男性が驚いた「最後の給与」の手取り額

 A太さん(27)は4年間勤務した会社を3月末に退職し、4月から新しい会社に転職して1人暮らしを始めます。転職は大学の先輩に誘われ…

メディア万華鏡
 

「準強制性交」の罪名に感じる司法の“男性バイアス”

 「薬飲ませ女性暴行の疑い 昭和大の医師2人、容疑否認」「田畑毅議員が辞職願 衆院に提出 女性とトラブル」「新井浩文被告 500万…