健康に暮らす

薬草の森をめぐる地球旅 -医学の源流を訪ねて-

鷺森ゆう子 / エスノ・メディカル・ハーバリスト(民族薬用植物研究家)
藤原幸一 / 生物ジャーナリスト/NATURE's PLANET代表

人類が誕生して以来、ほんの数百年前まで、人が暮らすほとんどの地域は都市を除くと文明と無縁であり、西洋医学の病院も医者も存在しなかった。そんな環境で、私たちの祖先は怪我や病気にどう対処してきたのだろう? おそらく自然や神々に祈るとともに、近くの森で手にはいる植物や動物を薬として試し、失敗をくりかえし、役立つ治療法を徐々に見つけていったはずだ。そして今、最新の医療に使われる薬の多くも、昔と同じく森林に潜む動植物から作られている。南極、マダガスカル、ガラパゴスなどで人と自然の関わりを追い続けてきたフォトジャーナリストが、薬草の森という新たなフィールドに挑むルポルタージュ。

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