病気を知る紙面より

夜尿症治らぬ14歳の孫が心配

Q 夜尿症治らぬ14歳の孫が心配

 14歳の孫はいまだに夜尿症が治らず、毎晩紙パンツをはいて寝床に入ります。小柄でやせ気味の娘ですが、このままホルモンの発達を待つしかないのでしょうか。(女性・70代)

A 自信失う前に医療機関へ 生活指導や薬で治療

村杉寛子先生(東京女子医大小児科非常勤講師)

 夜、寝ている時、知らないうちに布団の中でおしっこ(尿)を漏らすことを「おねしょ」といいます。赤ちゃんの時は尿をためるぼうこうが小さく、昼夜区別なく尿が作られるため、一晩に何度も尿をします。しかし成長に従い、ぼうこうが大きくなり、夜間にできる尿の量も少なくなるため、だんだん尿の回数が減ります。一般には、小学校入学前後の5〜6歳を過ぎてもおねしょが続くような場合、「夜尿症」と定義しています。

 夜尿症の子どもは少なくありません。厳密な調査こそありませんが、幼稚園年長時で約15%、小学校3年生…

この記事は有料記事です。

残り1052文字(全文1442文字)

イチ押しコラム

旅と病の歴史地図

「最強の感染症」狂犬病のリスクはイヌだけじゃない

ギネス第1位の感染症 少し前のギネス世界記録に「最も致死率の高い感染症」というカテゴリーがありました。ここにランキングされていたの…

無難に生きる方法論

季節の変わり目の「めまい、耳鳴り」は気象病かも

 秋が深まり、冬の寒さに切り替わる11月は寒暖の差が大きく、体調を崩す人が多い。寒暖の差が大きいと自律神経が乱れ、めまいや耳鳴り、…

人類史からひもとく糖質制限食

糖質含むカロリー制限食では糖尿病を防げない?

 福岡県久山町は、福岡市の東に隣接する人口約9000人の町です。九州大大学院のチームが1961年以来、40歳以上の町民を対象に脳卒…

超高齢化時代を生きるヒント

「痛みと医療費」二重に苦しむ若年がん患者たち

 高齢化社会をどう生きるか、高齢化社会を支える仕組みが今後どうなるのか--本連載はこれらを中心にお伝えしていますが、若い人から「高…

医をめぐる情景
ドクターヘリで搬送され、救命救急センターに移される負傷者=ドラマのロケ地でもある千葉県印西市の日本医科大千葉北総病院で

障害があっても強く生きる患者と、勇気もらう医師

 ◇ドラマ「コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-」第3シーズン(2017年) 事故で突然、大切な身体機能を失うことがある。不意に…

Dr.林のこころと脳と病と健康

演技性パーソナリティー障害のうそが肥大する土壌

 ◇うそつきは病気か【5】 自分を実際よりよく見せるためにうそをつくのは、誰でもある程度までならすることです。ではそういう普通の人…

Dr.米井のアンチエイジング・セルフチェック チャートでわかる、あなたの機能年齢 北海道大学COI×医療プレミア