四季折々、季節の移り変わりとともに大きく環境が変わる日本。温度、湿度、日照時間などの変化は、私たちの心身にもさまざまな影響を及ぼします。さらに年齢を重ねると、それまでは意識せずに応じられた変化に対応できず、体調不良を起こすことも増えていきます。そうした季節と体、病気の目に見えないつながりを、ちょうど俳句の歳時記のように月ごとに紹介します。解説は野木病院(栃木県野木町)副院長で、筑波大付属病院臨床教授の加藤士郎医師。呼吸器内科医かつ漢方の専門家として、日々高齢者の健康を見守っている加藤医師の経験からは、自然のリズムの中にある人体の不思議さも見えてきます。【聞き手=医療ライター・狩生聖子】

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加藤士郎

加藤士郎

野木病院副院長/筑波大学付属病院臨床教授

かとう・しろう 1982年獨協医科大学卒後、同大第1内科(現心臓・血管内科)入局。88年、同大第1内科大学院卒。第1内科講師、宇都宮東病院副院長などを経て、09年野木病院副院長、筑波大学非常勤講師。同年、筑波大学付属病院総合診療科に漢方外来開設。10年筑波大学付属病院臨床教授。筑波大学付属病院で漢方外来に従事するととともに、主に学生、研修医を対象に漢方の教育活動を行っている。医学博士、日本内科学会認定医、日本呼吸器学会専門医・指導医、日本東洋医学会専門医・指導医、日本老年医学会専門医・指導医など。

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