若く見える秘策は姿勢

 7月の末、久しぶりに家族と八方尾根に行ってきました。八方尾根は安曇野から北アルプス・後立山連峰の唐松岳(2696m)に直角に突き上げる尾根で、1998年長野冬季五輪のスキー競技会場になったことでご存じの方も多いでしょう。夏場は高山植物の花々が咲き乱れ、道程の8割方はゴンドラとリフトを乗り継いで行けるので、多くの登山者が訪れます。当日は、平日だったからでしょうか、登山者のほとんどは中高年者で、中にはお孫さんとご一緒の方もおられました。ところで、彼らをよく観察していると、年のわりには若く見える方がおられます。それは、登山中の姿勢(フォーム)がよいからです。

 ということで、今回はインターバル速歩のフォームについてお話ししましょう。第1回で述べたように、「視…

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能勢博

能勢博

信州大学教授

のせ・ひろし 1952年生まれ。京都府立医科大学医学部卒業。京都府立医科大学助手、米国イエール大学医学部博士研究員、京都府立医科大学助教授などを経て現在、信州大学学術院医学系教授(疾患予防医科学系専攻・スポーツ医科学講座)。画期的な効果で、これまでのウオーキングの常識を変えたと言われる「インターバル速歩」を提唱。信州大学、松本市、市民が協力する中高年の健康づくり事業「熟年体育大学」などにおいて、約10年間で約6000人以上に運動指導してきた。趣味は登山。長野県の常念岳診療所長などを歴任し、81年には中国・天山山脈の未踏峰・ボゴダ・オーラ峰に医師として同行、自らも登頂した。著書に「いくつになっても自分で歩ける!『筋トレ』ウォーキング」(青春出版社)、「山に登る前に読む本」(講談社)など。

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