がんと言われたらQ&A

治療方針が示されたら〜セカンドオピニオンの利用法

竹本和代・医療ライター三嶋秀行・愛知医科大学教授
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本当に手術を受けるという選択でいいのでしょうか?

 前立腺がんと診断され、手術を勧められました。知人が同じ病気で放射線治療を受けたことがあり、放射線科の先生の話も聞いてみたいと思っています。セカンドオピニオンという仕組みがあるそうですが、上手な利用法を教えてください。(72歳、男性)

「第二の意見」を聞く意義とは

 セカンドオピニオンとは、文字通り「第二の意見」です。「第一の意見」は最初に受診した病院の担当医の診断や治療方針で、これに対する、別の病院の医師など第三者的立場の専門家の意見を「セカンドオピニオン」といいます。

 セカンドオピニオンは、診断に疑問があるとき、勧められた治療法が本当に最適なのか確かめたいとき、勧め…

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竹本和代

医療ライター

たけもと・かずよ 共立女子大学文芸学部卒。PR会社勤務を経て1990年フリーランスライターに。医療・ヘルスケア領域の話題を中心に、主に雑誌、医療系ムックで取材・執筆活動を行う。興味のあるテーマはがん医療、QOL疾患、目・耳などの感覚器障害、東洋医学。

三嶋秀行

愛知医科大学教授

みしま・ひでゆき 1984年大阪大学卒業。同第2外科入局。箕面市立病院、国立大阪病院(現・国立病院機構大阪医療センター)外科医長、外来化学療法室長、臨床腫瘍科長などを経て、2012年に愛知医科大学教授。現在、同大学病院臨床腫瘍センター、臨床研究支援センター部長。専門は消化器がんの化学療法と診療相談で、新薬の国際共同治験や多施設共同臨床研究への参加実績も多い。また市民向けの講演活動も多数行っており、大阪弁でのわかりやすい語り口にはファンも多い。