病気を知る大人のためのスキンケア講座

ブーツを履く人は要注意の「爪水虫」

角田美英 / かくた皮膚科クリニック院長

 水虫は大きく足指や足の縁などにできる「足の水虫」と爪にできる「爪水虫」に分類されます。皮膚科医が近年、注目している爪水虫は男性だけでなく、ブーツを履く女性などに増えてきています。目立った症状がないため放置しやすく、そのことが足の水虫の再発を繰り返す大きな原因になっています。

白癬菌感染で爪が変色

 爪水虫はその名の通り、爪にできる水虫のこと。水虫の原因となる白癬菌(はくせんきん)が爪や爪と皮膚の間から感染して起こります。爪水虫になると増殖した白癬菌によって爪の表面が白くなったり、黄褐色や茶褐色に変化したりします。また、「爪が厚くなって切りにくくなる」「爪がぼろぼろとかける」「靴や靴下が履きにくくなる」といった問題も生じます。

 足の指や足の縁などにできる足の水虫とは違い、かゆみや痛みをほとんど感じないことも特徴です。このため…

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角田美英

角田美英

かくた皮膚科クリニック院長

かくた・みえ 東京都出身。1988年東京医科歯科大卒業。当初は内科医局に入局するが、皮膚科への転身を決意し、92年順天堂大皮膚科学教室入局。先天性表皮水疱症という難病の研究を行う一方、皮膚科全般の研さんを積んだ。美容皮膚科の専門クリニックで一般皮膚科とは異なる体系の技術、知識を学んだ後、09年に開業。特にニキビ治療と育毛治療の経験が豊富で、医師対象のセミナー等で講師を務めることも多い。美容皮膚科については科学的エビデンス(根拠)があり、効果が実証されている方法のみ取り入れている。かくた皮膚科クリニックウェブサイト

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